まずは便潜血検査が第一です。肉眼的にはわからないような便の中の血液を免疫反応(または化学反応)で見る検査です。便をとって調べるだけなので痛くもないですし、簡単です。
また、肛門に指を入れて診察する直腸指診も重要な検査です。
実際に大腸がんを疑ったら、大腸の内視鏡検査(いわゆる大腸ファイバーですね)、注腸検査(肛門からバリウムと空気をいれてレントゲンをとる検査です)などが行われます。血液検査では腫瘍マーカー(CEA、CA19-9)も調べますが、癌が進行していても正常範囲のこともあり、絶対確実というわけではありません(これはなんの検査でもそうですけれど)。進行度によっては主に転移を調べるために腹部超音波(エコー)、CTスキャンなどをとったりします。
早期発見、早期治療が基本!
大腸がんは早期に発見できれば、内視鏡で取ることもできます。でも、進行してしまったら手術が基本。しかも進行すればするほど、手術で切除しないといけない範囲も大きくなってしまうのです。
大腸がんは早期のうちに治療できれば、5年生存率(5年後に生きている可能性)は80~90%です。ところが、癌が肺や肝臓にまで転移してしまっていると5年生存率は25%まで低下してしまいます。早期発見・早期治療が重要です。
しかも、どんな癌でもそうですが、若ければ若いほど癌の進行は早いのです。特に、40歳を過ぎたらぜひ気を付けてくださいね。
ただし、便潜血が陽性だからといって必ずしも癌とは限りません。痔だったりすることもありますので、良く調べてもらってくださいね。