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大腸がんと欧米の食生活


消化管の癌の発生率には、食事が大きく関与することで知られています。
例えば塩分のとりすぎは胃がんの発生率を上げることは有名ですが、大腸がん増加の大きな理由の一つに食生活の欧米化があるといわれています。高脂肪、低繊維食は大腸癌の発生率を上げてしまう可能性が高いのです。

高脂肪食は胆汁の分泌を刺激します。胆汁の分泌量が多すぎると、腸内細菌の作用で、発癌を促進する物質が出来てしまいやすくなります。また便が大腸内にとどまっている時間が長いと、その分、便に含まれている発がん物質が大腸粘膜に接する時間が長く、癌になりやすいと考えられています。つまり、便秘がちのヒトも注意した方が良さそうです。

大腸がんには遺伝の影響もあります。たとえば、『家族性大腸線腫症』という病気があり、遺伝的にほぼ大腸がんが必発なのが明らかになっている家系が知られています。身内で大腸がんでなくなった方がいる方、大腸にポリーブを指摘されたことのある方などは気をつけていただいたほうが良いと思います。

年齢的に一番多いのは60代ですが、40才くらいから徐々に増加します。最近は40歳代の若い方の大腸がんが増えてきているようです。

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